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金正 倫計; 荻原 徳男; 増川 史洋; 竹田 修; 山本 風海; 草野 譲一
Proceedings of 2005 Particle Accelerator Conference (PAC '05) (CD-ROM), p.1309 - 1311, 2005/00
大強度陽子加速器3GeVシンクロトロンで使用するビームコリメータ用に放射線に強い機器の開発に成功した。ターボ分子ポンプは吸収線量が15MGyの線照射試験に耐え、ステッピングモータは70MGyまで耐えることを確認した。また、PEEK材を用いた電線も10MGy以上の吸収線量でも使用可能であった。一方、ヒートパイプは30kGy以上では使用できないことが明らかとなった。
金正 倫計; 荻原 徳男; 和田 薫*; 吉田 素朗*; 中安 龍夫*; 大和 幸郎*
Vacuum, 73(2), p.175 - 180, 2004/03
被引用回数:4 パーセンタイル:20.54(Materials Science, Multidisciplinary)J-PARC 3GeV-RCSで使用するための耐放射線性に優れたターボ分子ポンプの開発を行っている。ポンプの放射線ダメージを見るために、線照射試験を実施した。これまで、約3.5MGy程度でゴム製真空シール部から漏れが発生することがわかった。また、ポンプに使用されている大半の部品は、7MGy以上の線量でも問題なく動作することがわかった。4月から真空シールにゴムを用いない新型のターボ分子ポンプの試験を開始している。
小原 建治郎; 角舘 聡; 岡 潔; 田口 浩*; 伊藤 彰*; 小泉 興一; 柴沼 清; 八木 敏明; 森田 洋右; 金沢 孝夫; et al.
JAERI-Tech 99-003, 312 Pages, 1999/02
【本報告書は、諸般の事情により、全文ファイルの公開を取りやめています。】ITER(国際熱核融合実験炉)の工学R&Dにおいて、日本ホームチームが分担し、進めてきた遠隔保守装置用機器・部品の線照射試験の結果と耐放射線性機器の現状について述べる。試験された機器・部品の総数は約70品目で、その仕様は市販品、市販品を改良・改質した機器、及び新規に開発した機器に分類され、高崎研究所の線照射施設を使用して実施された。その結果、セラミック被覆電線によるACサーボモータ、耐放射線性ペリスコープ、CCDカメラが開発された他、高線照射下で使用可能なITER用遠隔保守装置用機器・部品の開発が着実に進展した。
伊藤 彰*; 小原 建治郎; 多田 栄介; 森田 洋右; 八木 敏明; 飯田 和久*; 佐藤 大*
JAERI-Tech 97-065, 62 Pages, 1997/12
核融合実験炉(ITER)の炉内機器遠隔保守装置に使用される電気コネクタには、10R/hの線環境下で、積算線量10以上の耐放射線性が要求される。また、保守装置の保守時には遠隔着脱性も併せて要求される。そのため、ITERの炉内遠隔保守装置への適用を目的に、現在までの数年間にわたり、耐放射線性及び遠隔着脱性を有するコネクタの開発を実施してきた。遠隔着脱性については、最新型コネクタを使用した着脱試験結果から構造の成立性が確認でき、満足いく成果を得ることができた。耐放射線性に関しては、絶縁抵抗及び接触抵抗の変化が認められ、その対策が今後の課題である。本報告書では、遠隔着脱性が確認された最新型コネクタの構造と遠隔着脱試験結果、及び現在までの開発経過と継続中の線照射試験結果について報告する。
田中 勲; 小森 芳広; 鈴木 敏明; 佐藤 利美*
共和技報, (278), p.1951 - 1954, 1981/00
OGL-1はJMTRに付属する高温ガス炉材料の開発を目的とした照射設備である。図1にJMTRの概要図を示す。OGL-1は高温高圧(最高使用温度1000C,圧力30kg/cmG)下で運転されるため、その構造物のクリープ座屈や熱ラチェティングのような破壊モードを考慮し,運転中に充分な監視を行って構造物の健全性を保証してゆく必要がある。我々はOGL-1の高温配管等の構造物の挙動を把握するために,OGL-1高温構造物挙動測定装置(略名SOCETS)を開発中である。これは、高温では一般に構造物は破壊を生じる前に充分大きな変形を生じると考えられるので,クリープによるひずみ集中が予想される部位にひずみ計を取付け,OGL-1の運転中に連続で測定並びにデータの解析を行うものである。
谷口 拓海; 今泉 憲*; 並木 仁宏*; 大杉 武史; 黒木 亮一郎; 菊地 道生*; 山本 武志*; 金田 由久*; 芳賀 和子*
no journal, ,
福島第一原子力発電所の汚染水処理から発生する廃棄物をセメント等で低温固化処理する場合の基礎データを取得する目的で、セメント及びAAM(Alkali-activated materials)の試験体を作製し、照射試験を行った。試験概要及び得られた結果の一部を紹介する。
角田 あやか; 大曽根 理*; 平木 義久; 大杉 武史; 曽根 智之; 黒木 亮一郎; 工藤 勇*; Elakneswaran, Y.*; 佐藤 努*
no journal, ,
福島第一原子力発電所内の水処理二次廃棄物に対する、K系アルカリ刺激材料(AAM)の固化適用性検討に必要な物性データ取得のため、圧縮強度試験および線照射による水素発生量の測定を行った。本試験項目において、K系AAM固化体は粉体材料の種類により異なる傾向を示すことが分かった。また、圧縮強度試験において、K系AAMは粉体材料の種類により他の固化材料と同程度の強度を有することが分かった。
宮崎 康典; 佐野 雄一; 岡村 信生; 渡部 雅之
no journal, ,
原子力機構では、放射性廃棄物の減容化及び有害度の観点から、マイナーアクチノイド(MA; Am, Cm)の分離技術を開発している。その一つに抽出クロマトグラフィが挙げられ、MAと選択的に錯形成する新規抽出剤N,N,N',N',N'',N''-hexaoctylnitrilotriacetamide (HONTA)及びその誘導体の吸着材への適用性を調査している。本件では、充填相の圧力損失を大幅に低減する大粒径吸着担体(粒子径2mm程度)を用いて、プロセスの成立に必要不可欠な放射線に対する安全性を評価した。具体的には、0.01M硝酸溶液と接触したHONTA(側鎖がオクチル基)及びH2EHNTA(側鎖がエチルエキシル)の含浸吸着材を量子科学技術研究開発機構高崎量子応用研究所コバルト60ガンマ線照射施設にそれぞれ持込み、線照射した。目標吸収線量に到達後、吸着材を超音波処理し、固液分離で得られる有機物をGCMS等で分析した。結果的に、HONTAとH2EHNTAはほぼ同じ挙動を示した。例えば、吸着材劣化物は、線量増加と共に2種類から5種類となり、より複雑な分子構造に変異することを明らかにした。今後、水素ガスの発生等を調べ、G値として整理するとともに、劣化吸着材の性能評価から、充填吸着材の交換時期を示す。